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探究学舎の探究スペシャル『戦国軍師編』に参加しました!

今年の春休みは探究学舎の探究スペシャル『戦国軍師編』に参加してきました!我が家の息子はちょうど1年前の新2年生の春休みから学校の長期休暇になる度に探究スペシャルを受講しています。小2の春休みは『元素編』、小2の夏休みは『物理編』、小2の冬休みは『経済金融編』を受講し、そしてこの春4回目として『戦国軍師編』を受講しました!4回ともすべて三鷹市にある教室で受講しました。またそれとは別に、現在週に1度1時間のオンライン授業で『深めるコース・算数発明編』も受講中ですが、今回は探究スペシャル『戦国軍師編』について体験談を記載していきたいと思います。

探究スペシャルとは?

2日間計9時間で完結の特別授業で、教室で行われる授業です。授業ラインアップから好きなテーマが選び、アプリで申し込みをします。そのラインナップは多種多様で『明治維新編』『物理編』『地球編』『建築編』『宇宙編』『生命進化編』『人体医療編』『経済金融編』『戦国合戦編』『戦国軍師編』『音楽編』『元素編』という豊富なテーマから選択ができました。探究スペシャルの魅力は、公式HPに記載の通りたった2日間で劇的なまでに学びに夢中にさせる体験があるという点です。うちの場合は4回参加した授業すべて、受講中は一時も集中力を欠かさずに興味津々に参加し、また授業後はそのテーマについて深く知りたいという思いが膨らみ、間違いなく視野が広がったという変化がありました。

探究学舎オフィシャルHP→tanqgakusha.jp

『戦国軍師編を選択した理由

小2の時にゲーム三国無双をやってからというもの三国志にめり込んだ経験があり、三国志に関する色々な本を読んだり三国志検定の問題集を取り組んだり映画やドラマを観たりしてきました。とくに諸葛孔明が好きで、伝記を読んだりグッズ(孔明扇子やトランプなど)を買ったりもしました。そんな背景があり三国志ではないのですが歴史繋がりで日本の武将にも興味を持ったようです。昨年夏に探究学舎のオンライン授業の『戦国英雄編』を希望して受けたことがありました。当時、その授業で登場した武将の伝記を何冊か読み、その後『史記『キングダム』のコミックなどを読みました。そしてそこにも沢山の軍師が登場している流れで軍師に惹かれ、本人の希望で『戦国軍師編』を受講する運びとなりました。

戦国軍師編の授業の様子

年齢 小3~中学生(探究学舎の推奨する対象年齢と同様) 

人数 子供は全部で32名いました。1テーブルに6~7名着席し、全部で5テーブルありました。また親用にも1テーブルの用意がありました。1テーブルで1チームとなり、全6チームで授業内で行われるゲームやクイズのようなものに参加し対決するのですが、それに参加したい親はその1テーブルに座ります。優勝したチームには全員に賞品が与えられます。

◆授業を始めるたって まず先生から探究学舎の授業は学校と違うという点について説明がありました。子供の心にあることをいつでも発言していいし、答えが間違いでもOKだし、ボケ回答でもOK!ということを聞いて、子供たちは自由な環境下でノビノビと発想出来ると感じ、安心して授業を受ける準備が出来ました。先生のこともニックネームで呼んでOKで、先生と子供との距離感がとても近く、面白く楽しい雰囲気の中で子供の発言を引き出してくれました。そして今回も1テーブルごとにファシリテーターのお兄さん、またはお姉さんが一人ずつ付き一緒に考えたり見守ったりしてくれました。途中で何か言いたそうだけど言えなかった子や、少し集中力を切らしてしまった子に対して上手にフォローをしてくれたりもして有難い存在です。

◆授業内容

探究学舎のオフィシャルHPには下記のように紹介されています。

No.2として英雄たちの天下取りに貢献した戦国時代の軍師たち。竹中半兵衛や黒田官兵衛を始め、石田三成や太原雪舟斎などの人生にせまりながら、様々なゲームを通じて軍師(参謀)と呼ばれる人たちの戦術・戦略・交渉術を体感します。戦国時代のマニアックな世界を探究したい!そんな歴史好きのお子さんにピッタリな歴史シリーズの中級編です。

さて、授業で行われた具体的な内容について書きたいと思います。

〇戦国最終バトルゲーム

先に最も白熱した2日目後半に行われた“戦国最終バトルゲーム”について記載します!

他のテーマの授業でもチーム対抗戦で色々なゲームをしてきましたが、さすがは軍師編!ゲームに費やす時間が相対的に長かったです。“戦国最終バトルゲーム”自分たちが軍師になって作戦を実際に立てて、戦に勝利し、いかに領土を拡大していくかを考えて進めるゲームです。1日目と2日目の前半に学んだことをちゃんと頭に入れてゲームに生かすことができるかということが大切でした。ここに子供たちは全身全霊をつぎ込んでいるような盛り上がりを見せて2日間で最も白熱した時間でした!

“戦国最終バトルゲームでは道、砦や城を作って領土を拡大していきます。
こちらの写真は城攻めの様子で、勝ったチームが喜んでいる様子です。
他のチームと同盟を結ぶことができます。
資材を集める様子です。みんな真剣に勝ちに行こうと頑張っています!

〇孫子の兵法

さて、話が前後しましたが、1日目の最初は孫子の兵法について学びました。

孫子の兵法について、実際にあった合戦はどの兵法に当てはまるかを調べました。

〇作戦、調略、兵站

戦国時代の軍師の作戦や調略、兵站について、自分だったらどう戦うかを具体的に考えました。

実際の歴史の地図を見て、自分だったらどう戦うかを具体的に考えました。
”戦国兵站ゲーム”の様子です。
クイズやゲームでポイントをためてチームの領土を増やしていきます。

〇石田三成ダンス

2日目は、まず初日に学んだ石田三成をモチーフにした滋賀県のCMのダンスをみんなで踊りました。息子は家で何度も踊っていて、なんとも忘れられない思い出になりました。

チームごとにダンスを披露した後、先生やファシリテーターさん達もみんなと踊ってくれて子供たちは大興奮でした。

〇外交

戦国時代の名宰相を例に取り上げて学びました。

自分が軍師だったらどうするかを考えました。

この後、先ほど授業内容の冒頭に書いた“戦国最終バトルゲーム”が行われました。

感想

『戦国軍師編』では、歴史上の人物や領土の話は沢山出てくるものの、よく学校の授業でやる年号や名前を覚えるということなどは全くなく、実際に自分が戦国時代に生きていたとしたら、そして軍師だったとしたらどういった事を考えどういった行動に出るのか、よく頭を使って考えてみるという体験がメインでした。探究学舎のオフィシャルHPにも“マニア向け”と書いてあるので、受講している子の中には戦国時代の知識が豊富なお子様もいましたが、ゲームを中心とした授業内容のためそこまで知識がなくても考えることが好きであれば楽しめる授業だと思いました。うちは先にオンラインで入門編『戦国英雄編』を受けたことがあったのですが、順番に受講するというのもおススメです。今回もインパクトのある授業内容で、子供たちの興味の引き金を引く授業でした。

●おまけ

授業後、春休み最終日の平日、母子で武田神社へ行きました。ここは、武田氏の本拠、甲斐の政庁となった場所です。甲府駅から武田神社行のバスで10分ほどです。春休み中は遠出の予定はなかったのですが、せっかく『戦国軍師編』を受けたので、余韻が冷めやらぬうちに我が家から気軽に行ける小旅行をすることに決めました。

前から息子が乗りたがっていた特急かいじで甲府駅へ。平日のせいかすいていました。
新宿駅から甲府駅まで1時間半です。朝8:30に出発して帰宅は15:00でお手軽な旅行でした。
車掌さんが記念にJRの電車のシールをくれました!
神社で参拝しました。
おみくじの種類が豊富だったので悩んだ結果、”勝みくじ”(200円)を選びました。
宝物館(大人300円/子供150円)で武田家ゆかりの鎧(よろい)や太刀(たち)、 古文書など約60点の展示があります。

武田神社の向かいにあるお土産屋さん“かぶとや”で武田信玄の軍配、桔梗信玄ビスキュイ、山梨県産100%アカシア蜂蜜をお土産に購入し、その後甲府駅そばの舞鶴城公園へ立ち寄りました。

舞鶴城公園の城の中には無料で入ることができ、展示を観ました。

『戦国軍師編を受けた後に読んだ本です。

以上です。最後までお読みいただきありがとうございました!

探究学舎の授業について書いた他のブログも是非お目通しください。

元素編のブログ→春休みの特別授業に行ってきました!その2~元素

物理編のブログ→夏休みの特別授業“探究スペシャル~物理編”を受講しました!

経済金融編のブログ→探究学舎の探究スペシャル『経済金融編』を受講しました!

宇宙編のブログ→探究学舎“宇宙編”を受講しました!

コメント

  1. […] 探究学舎の探究スペシャルで戦国軍師編の授業を受講して以来、日本史に興味を持つようになりました。こちらのブログが戦国軍師編について書いたものですので是非読んでみてください。探究学舎の探究スペシャル『戦国軍師編』に参加しました! […]

  2. […] 幼少期は所謂子鉄くんだった息子ですが、5歳くらいから段々鉄道には興味がなくっていきました。ところが、今年度、小学3年生になってからいきなり再度鉄道への情熱が再熱したのです。以前ブログでご紹介した″特急かいじ”に乗って行った武田神社の旅がきっかけのようで、ここ最近は「電車に乗りたい」「この特急がかっこいい」「Nゲージがほしい、やりたい」ばかり言っています。 […]