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姫路&京都へ週末小旅行~子供の趣味の旅

幼少期は所謂子鉄くんだった息子ですが、5歳くらいから段々鉄道には興味がなくっていきました。ところが、今年度、小学3年生になってからいきなり再度鉄道への情熱が再熱したのです。以前ブログでご紹介した″特急かいじ”に乗って行った武田神社の旅がきっかけのようで、ここ最近は「電車に乗りたい」「この特急がかっこいい」「Nゲージがほしい、やりたい」ばかり言っています。

幼少期との違いは、プラレールではなく、Nゲージで遊べるようになったこと。そして日本地図を詳しく見るようになったり、車両について情報を仕入れたり、電車の時刻表や値段を調べて旅の計画を立てられるようになっていました

さて、先月、姫路城と京都鉄道博物館へ行きました。今回、電車の選択やチケットの購入などを息子自らさせてみたので、その内容について記していきたいと思います。

電車のチケットについて■

◆1日目~金曜日~東京駅から姫路駅

①金曜日の5時間目の授業が終わってから出発するため電車に遅刻せず、かつなるべく早く到着できる『のぞみ』の時刻表から選択しました。

②というJRのサイトでチケット予約しました。

③出発の1週間前にスマートEXに対応している駅券売機でチケットを発券しました。

◆2日目~土曜日~姫路駅から京都駅

①時間と値段を考慮し、在来線を使うことにしました。Suicaで入場しました。

◆3日目~日曜日~京都駅から東京駅

京都→名古屋(のぞみ)、名古屋→熱海(こだま)、熱海→東京(上野東京ライン)という3本の電車を乗り継ぎすることを選択しました。というのは、この機に在来線のグリーン車にも乗ってみたいということで、上野東京ラインのグリーン車を選んだからです。京都駅から東京駅まで行く『のぞみ』の料金と3本乗り継いだトータル金額がほぼ同じならOKだよと許可し、チケットをJRみどりの窓口で購入しました。

子供にとってはチケット購入は初体験!チケットの取り方はネットや窓口購入など、色々な方法があるということを知る機会となりました。

■旅行先の地理について■

昨年、探究学舎の地理ミステリー編を受けたため、無地の日本地図のポスターに授業に出てきた地名を書き込んでいきました。また、その地図に旅行した場所なども書き込んでいました。最近新たに、鉄道の情報も入った学習用日本地図ポスターを購入し、トイレに貼りました。こちらの地図には、 各地の主要駅、空港、都道府県名、県庁所在地の表示。 山脈、河川、平野、盆地、海流なども表示されていて、旅行する場所の予習や復習に便利です

■今回の旅の記録

1日目

15:51 東京発のぞみ号

行きに乗った『のぞみ』(左)。
新大阪駅では隣のホームに『レールスター』が止まっていて記念撮影(右)。
スマートフォンに速度計測できる無料のアプリをダウンロードし計ったところ、287knが出ました。

18:51 姫路駅着

姫路駅につくとさっそく姫路城のジオラマがありました。

19:25 星の子館

宿泊した星の子館は、安藤忠雄氏が設計した姫路市宿泊型児童館です。夜まで施設内の利用が出来て楽しかったです。
ここでは左上の丸いドーム型のところに大きな天体望遠鏡があり天体観測会が開かれます。
お部屋は6名まで泊まれる畳のトイレ付きのお部屋でした。お風呂は大浴場へ行きました。

19:40 卓球

到着時に天体観測まで卓球をして遊びました。

20:00 天体観測

19時と20時に天体観測の時間があります。私たちは20時を事前に予約しておきました。
最初の20分くらいは、児童館内の一室で、スタッフの方がステラリウムというソフトを使って星空の解説やクイズなどをおこなってくださいました。(帰宅後、自宅のパソコンでステラリウムを使って星空を観ています。)その後、一番上の天体観測場へ移動し、口径90cmの大きな望遠鏡で解説を聞きながらりょうけん座のコルカロリ(二重星)この日の一番星の牛飼い座アルクトゥルスを眺めました。さっきまでうっすら曇っていた空もすっかり晴れて、キレイな星空が見えました。その後ベランダへ移動しました。動く星が見え、流れ星かとみんな喜んでいましたが、動きが遅いのでどうやら人工衛星ではないか?ということでした。肉眼で人工衛星を見たのは初めてでしたので私は感激しましたが、息子はUFOじゃないかとしばらく怖がっていました。
小さい子は室内のプレイルームで遊んでいました。また図書室のようなどくしょルームや、屋外にも滑り台などの遊具がありました。

2日目

7:30 朝食

児童館のレストランで朝食をいただきました。
時間がなくて今回はいけませんでしたが、星の子館の向かいには姫路科学館がありました。

9:00 卓球

10:00 星の子館出発

10:20 姫路駅 コインロッカー

10:30 姫路城

姫路城と好古園のセットで大人1050円、子供360円でした。

姫路城、西の丸の写真スポット。姫路城に入場すると貰える小冊子に地図や歴史などの情報が詳しく書かれていました。
お城の中は当時の様子のまま残っていて、お城として好きな雰囲気でした。
この急な階段を上ったり下りたりするのは子供にとってもお城を満喫する要素の一つです。
窓から鯱と遠くの姫路駅が見えます。
姫路城大発見のアプリでARを読み込むとスマホで解説が映像で見られる看板が何か所もありました。
お城から出て、百間廊下へ。奥には千姫が過ごした櫓(やぐら)がありました。

12:40 好古園

姫路城の入場券を買った際にセットになっていた好古園という庭園にも立ち寄りました。
ここには日本庭園を見ながらお食事できるレストランがありました。

13:30 姫路駅から京都駅へ

在来線のJR神戸線で移動しました。

14:50 京都のホテルにチェックイン

ホテル『都シティ近鉄京都駅』に一泊。
部屋は息子の希望で在来線側を要望させていただき、窓から在来線を一望しました。
こちらはホテルの新幹線側の通路です。新幹線、在来線ともに線路は廊下で見ることが出来ます。

15:30 京都駅からバスで清水寺へ

16:10 清水寺

清水寺は18時までやっているということで、見に行きました。

17:00 清水寺から四条まで約3km徒歩で移動

18:00 おばんざい料理

清水寺から京都の街並みを散策し、四条烏丸のお料理屋さん『はなと』へ。
息子は和牛ステーキと白米をペロリといただきました!
大人は6種類ほどいただきどれもこれも京都らしさを満喫し美味しかったです。

19:20 祇園四条駅から電車で京都駅へ移動

20:00 ホテル着 

3日目

7:30 特急電車観察

JRの入場券でホームに入場し特急サンダーバード、スーパーはくと、はるか等を観察し至福の時を過ごしました。

9:53 京都駅から梅小路京都西駅まで嵯峨野線で移動

10:00 京都鉄道博物館

大人1200円、子供500円を購入しました。

チケット売り場で行列に並び、10:20頃入場しました。
昔の寝台列車を興味津々に観察
昭和レトロな駅舎も味わい深いブースでした。
『列車を安全に走らせよう』のコーナーでコントロールパネルを操作して模型を走らせました。
『運転シュミレータ』は予約制。10分間、失敗しても何度でもやり直せました。
無料でチケットを発券し、改札機で入場するコーナーがありました。
スケルトンで中が見える改札機で、何度もチケットを発券して改札を通っているお子さんもいました。
鉄道ジオラマの11時台の会を鑑賞しました。
ジオラマとともに映像で鉄道に関わる様々な仕事の紹介を見ながら鉄道模型を観察しました。
スカイテラスで食事している方もいました。
スカイテラスでは本物の線路も観察できます。
扇形車庫の風景は圧巻でした。
SLスチーム号の乗車料は300円だそうです。
出口を出るとミュージアムショップがありました。昔の特急のトレインマークをあしらったマウスパッドを購入しました。

12:00 京都駅へ徒歩で移動

梅小路公園を通って京都駅へ行く途中、ソフトクリームを食べて少し休憩。

13:00 KATOの直営店でNゲージを見る

『KATO』のお店は駅ビル伊勢丹の9階にありました。

14:01 京都駅から『のぞみ』で名古屋駅へ

14:38 名古屋駅から『こだま』で熱海駅へ

16:46 熱海駅から『東京上野ライン』で東京駅へ

息子にとっては下の席の方がホームの高さと一緒で楽しいそうです。

18:30 東京駅着

京都駅から東京駅まで3本の電車を乗り継いだため、時間はかかりましたが、子供としてはグリーン車に乗れたということでテンションアップして非常に楽しんでいました。大人にとってものんびりと風景が楽しめて良いひと時でした。コロナ禍でしばらく控えていた電車の旅は、子供中心にタイムテーブルが決まり、今までにない内容になりました。

■おまけ

Nゲージをしに八王子N広場へ行ってきました!

巨大なレイアウトが使えるN広場はJR高尾駅のそばにあります。
この日はサフィール踊り子を走らせました。コントロールパネルから色々な音を出すことができて楽しく遊びました。

以上です。最後までお読みいただきありがとうございました。