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幼児期の習い事は何がおすすめ?その2 ~算数編

公文で算数の学習スタート

算数の学習は、4歳になってから始めました。2歳で東京からブラジルのサンパウロに行き、すぐに近所にある公文の看板が目に飛び込んできました。世界中にあるという宣伝を見たことがあり知っていましたが、日本の裏側のブラジルにも進出しているということに改めて驚きました。

公文に入ったきっかけは、住んでいた地域が日本と違い治安が悪くあまり自由に外遊びが出来なかったため、幼稚園のあとの時間を持て余すことが多かったからです。何か少しでも身に着くことをやらせてあげたいと思い、いつも目にする公文のドアをたたきました。その教室はつねに生徒でいっぱいで大盛況でした。日本の塾がこんなに人気なことにまたまた感動です。

最初は鉛筆の持ち方、まっすぐに線を書く練習、数字を書くなど、初歩からスタートしました。鉛筆の持ち方を練習し始めると、お箸の持ち方も気にするようになり毎回「これでいいの?」と聞いてくるようになってきて、すぐに上手に使えるようになりました!

KUMONオフィシャルサイト:https://www.kumon.ne.jp/

挫折を乗り越える術

年中さんで”足し算”の学習に入ってからは、公文の教室で寝てしまう事が多くなりました。ちょうど幼稚園の帰りの時間が3時半くらいで、眠くなる時間帯というのもあったのでしょうか、また公文は何度も反復して学習するやり方なので、繰り返し同じようなことが続くということも原因だったのかもしれません。そのうち「辞めたい!」と言うようになりました。私もちょっと可哀想かなぁと思い、主人にも相談しましたが、パパ本人が過去に公文に通っていてとても高評価で子供にはぜひ続けさせたいという希望もあって、続行することにしました。

そこで、私は子供に色々な言葉をかけて続けさせるように説得していきました。どんな言葉をかけたかというと・・最初は「計算が早く出来るようになると日常生活でも便利なんだよ。」「沢山勉強すると将来自分のやりたい事が見つけられるよ。」「立派な人になれるんだよ。」くらいでしたが、それでは全くもって不十分でした。もっと具体的に、実感がわく言葉が必要です。うちの場合、有効だった声かけはこれです。

テレビやYouTubeを観ているとき子供が惹かれるような人が出てきたとき

「この人も子供のころ沢山勉強したからこんなに立派な人になったんだね~。」

偉人伝の本を読み聞かせをしたとき

「すごいかっこいいね。人よりもいっぱい努力して勉強してきたんだね。」

仕事とお金について話し合ったとき

小学校の図書室で「哲学のおやつ 仕事とお金」(汐文社)を借りてきたので、読み聞かせをしました。小学生にもなると、欲しいものが手に入る“お金”の存在に興味が強くなりましたが、仕事とお金について話すのはかなり効果的です。仕事に対する考え、職業の種類などについて、子供と一緒に具体的に考えるのです。そのあとも何度も自分一人で本を読み返していました。

ご褒美をプレゼント

「がんばって進級したら、ご褒美を買ってあげるよ!」も使いました。ご褒美目当てにやらせるってどうなの?という意見もあると思いますが私は肯定派です。もちろんやみくもに欲しいものを与えるのではなくてきちんと基準を親の中で設けていれば良い事だと思います。一つ目の基準は、どこまで頑張ればいいのか、節目を具体的に設定する事です。大人だって自分へのご褒美は誕生日だけじゃないはずですよね。会社で今月ここまで売り上げ達成した、開発プロジェクトで納品した!などといった区切りに、部署やプロジェクトの皆で努力した事をねぎらうための飲み会と同じようなものだと考えているからです。子供だって同じ人間ですので本当に頑張ってきたことに対してのねぎらいは必要だと考えています。二つ目は子供に感動を与える物にすることです。次々にいろんな物に興味を示す子供にとって、物が手に入るタイミングが誕生日とクリスマスだけでは私は少ない気がして、私はもう少し感動の機会を与えたいと考えています。その中でそれが人生に影響を与える貴重な物になる可能性もあります。または、そこまで大げさな影響力が無いとしても、その子供時代の思い出が大人になった時になにかしらのヒントになる可能性があるからです。

そして、もちろん挫折を乗り越えて成果が出たときには大いに褒めてあげます。「よく頑張ったね!本当にすごいね!」と、いつもよりも沢山褒めてあげます。すると本人も頑張ったことをとても誇りに思いさらに次に繋げる自信を持てるようになっていきます。

このような形で、親と子の二人三脚で取り組んでいくと、本人も意識が変わり、何のために勉強が必要かと言うことも考えて取り組むようになったという実体験があります。結果、幼稚園時代とは変わってスピードアップで頑張るようになり、現在は4年生の学習を取り組んでいます。

位を覚える

年中さんで、足し算の繰り上がりが出てくると、「位」を知ることが大事になってきます。1~1億まで紙に書いて、壁などの見える場所に設置するとグッドです。1万の次は10万ということを覚え、また”1千万は正しいけど1億万という呼び方は無い”ということも知ります。

適当に紙に書いて見えやすいところに貼りました。その後、無量大数まで覚えました。

九九の暗記は年中から

さて、引き算の学習が終わり、次は掛け算になりますが、先を見据えて引き算が始まったころから徐々に九九の暗記をし始めました。

以下の順番で暗記していきました。

①年中さんのころ、たまにYouTubeで掛け算の歌を聞く→

②夜寝かしつけのときに、今日は3の段、今日は4の段などを一緒に練習→

③幼稚園のお見送りのときに暗唱→

④時間があるときに九九カードを使って練習→

毎日ではなく、本当に少しずつ思い出したように週に2、3回やりましたが、最終的には公文で引き算が終わる前に暗記し、掛け算に入る前には間違えなく言えるようになりました。

学習に向かう時

一人で学習をさせるよりも、最初だけでも親が隣にいて見てあげると集中力が高まるようです。そのため私がすぐ見ることが出来るダイニングテーブルでやらせています。1年生だとまだ力が足りなくて消しゴムで全部消しきれていない部分もあるので、親がちょっとフォローしてあげるといいです。鉛筆は力を入れなくても濃くでる柔らかい芯(2B以上)を使い、削った鉛筆を数本か準備しておいてあげると良いです。ちょっと高額ですが子供でも削りやすいタイプの鉛筆削りはお勧めです。

長期休みに取り組む問題集

長期休暇など時間がたっぷりある時には、普段と違う学習をする絶好の機会です。公文ではあまり出てこない算数の文章問題や、普段やっていない英語、理科、社会など書店で売っている問題集を活用します。

■1年生の夏休み

「2年 算数教科書ワーク」(株式会社文理)

→これは教科書にそっているので割と分かりやすい学習でした。公文の2年生の学習は終わっていたため簡単でした。

■1年生の冬休み

「Z会 小学生わくわくワーク3年生の復習(4教科)」(Z会)

→1日2ページと考えていたのですが、この問題集はちょうどレベルが合っていて楽しかったようで、もっとやると次々とページを進めていき、1冊を3日間で終わらせました。算数はデシリットルという単位などたまに知らないことが出てきたので説明しましたが、ほぼ全部一人で出来ました。4教科なので理科、社会が入っていますがまだやったことが無いため一緒に解いていきました。予習にもなっていいです。

「Z会 グレードアップ問題集 3年の算数」(Z会)

→冬休みの残りの日に取り組みました。「わくわくワーク」よりレベルが高く、図形などの面白い問題、より頭を使って考える問題があります。現在公文の4年生をやっていますが、この問題集は解けない問題もあったので、とても勉強になる良い問題集だと思いました。

次回は、“国語”について書く予定です。ブログを読んでいただきありがとうございました!

コメント

  1. […] 現在、幼児期の習い事は何がおすすめ?その2 ~算数編に記載したように公文に通って主に計算問題を中心に学習していますが、文章問題、謎解きのような問題、図形や単位などの問題があまり無いため、本屋さんで購入した問題集などを春休みなどに少しずつ学習していました。しかしRISUは計算問題と文章問題などがバランスよく組み込まれています。RISUではこの1週間で、2年生の算数を大体クリアして3年生に入り、トータル10ステージクリアしました。こういったRISUの応用問題を解いていくうちに段々今まで公文でやってきた計算を具体的にどのように使っていくかを考えていけるようになっていくと思いました。 […]