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幼少期の習い事は何がおすすめ?その4 ~ピアノ編

このブログでは、幼少期の習い事の成果が、ブログ記載日現在(小1の息子)どう現れているかを綴っています。今回はピアノについてです。

音楽の教育ってそもそも大事なの?と思う方もいると思いますが、私は最も大事な教育の一つだと考えています。理由はいくつかあります。

1 両手を使うことによって右脳、左脳を使いますので脳に良い効果があります。また短時間で譜面を読み取り、弾いている部分だけではなく次の展開を先読みしていくことで、集中力が身につきます。ボーっとしていては全く出来ないです。

2 音感を養うためには幼少期の早期教育が大切だと言われています。なのでうちの子供は3歳10か月でピアノを始めました。私も同じくらいからピアノを始めましたが、初めて聞いた曲のメロディラインを楽譜がなくてもすぐにピアノで弾けましたが、中学生までそれは世の中の人全員が出来ることだと思っていたほど自然に簡単に身につけることができていたのです。

3 大人になってから苦労せずに趣味の幅を広げられることです。私は大学時代にサークルでバンド活動をしましましたが、その4年間は人生において貴重な青春の思い出となりました。

音楽は新しい友達や仲間を自然に作ることが出来ます。子供時代は練習がいやだったり何のためにやっているのか訳が分からなかったりすると思いますが、何かのきっかけで音楽をやる日が来たときにはとても役に立ちます。

4 定年後にも趣味として続けられます。ボケ防止にと始める方もいらっしゃいますが、お年寄りからスタートするよりもやはり幼い時にやっていると再スタートしやすいはずです。

さて、うちの息子は3歳から4歳にかけての最初の1年間は、週に一度20分、月謝5000円くらいの個人レッスンを受けました。そのころブラジルに転勤しまだポルトガル語が良く分からなかったので、日系の塾で日本語を使った個人レッスンでした。日本で購入した譜面集に沿ったレッスンをしました。

2年目はポルトガル語が解るようになっていたので、せっかくブラジルで習うならブラジル人の先生にしようと思い、週に一度1時間、先生の自宅で個人レッスンを始めました。徒歩圏内で個人宅の良い先生を見つけるのはどうしたら良いのか、と思っていたのですが、家の近所にある日系の文房具屋さんに日本語が出来る店員さんがいらして、もしかしたら知っているかもしれないと尋ねてみたところ、自宅でピアノとポルトガル語の教師をしているというブラジル人の女性がすぐ近所に住んでいました。

費用は当時のレートで約1時間3000円。高額ですが、1時間と長い時間ですし、一回毎の支払いなのでお休みの時は事前に言えば支払わなくてよかったのです。この先生は、譜面の順番通りに練習させるのではなく、子供に合ったレベルのブラジルの童謡なども混ぜて選曲してくれました。レッスン1時間の内に2回ほど10分休憩を取ってくれて、先生が用意しておいてくれたお菓子をいただきました。お菓子を食べながら子供と話をしたり、おすすめお出かけスポットの話を聞いたりしましたので、それもまた有意義でした。こんな先生が日本にいたらまたお願いしたいくらいです!なかなか無いレッスン経験でした。この時期は家での練習は毎日ではなく、週に3回、1回10~30分程度していました。子供がピアノを嫌いにならないように出来るだけソフトに練習をしていました。5歳でバッハのメヌエットが弾けるようになりました♪

その後日本に帰国したのですが、住んでいる地域で評判のよい個人の先生を探すことが出来なかったので、ひとまず駅前で見かけたヤマハの音楽教室に入会しました。個人レッスンは高額だったので、グループレッスンにしました。しかし、そこの教室は、2年目のグループに途中から入れてもらう事が出来ないルールだったので、初心者クラスから入るしかありませんでした。まあ、いままでの復習にもなるかもしれないし基礎から日本で教わることも勉強になるかもしれないと思って、初心者コースにひとまず入りましたが、やはり今までの個人レッスンよりもはるかに鍵盤に触る機会が少ない初歩的なレッスン内容だったので、本人は満足いかなかった様子でした。グループレッスンは個々のレベルに合わせられないのでやはり合わなかったです。ただ、今まではほとんどやってこなかった歌や聴音があったので、その点は新しく身に着けられたと思います。また横にずっと親が付き添わないといけないのですが、先生の教え方がとても上手で、私自身も子供への教え方や接し方の勉強になりました。

その頃、家では電子ピアノに入っている「ナイト&デイ」というジャズの右手が弾けるようになりました。どうやって練習したかというと、とくに何も教えていません。自宅に古い「クラビノーバ」というヤマハの電子ピアノがありますが、「ナイト&デイ」の自動演奏が入っていて、弾く鍵盤のところが光るんです。それを見て、ひとりで何回も光る鍵盤を押す練習をして覚えていきました。パパがナイト&デイのコードを弾いて、親子で連弾を楽しんでいました。逆にヤマハ音楽教室のレッスンでは弾き足りないという欲求不満状態が功を奏して、自ら曲を弾き出したのだろうと思います。

そして年長さんの終わりに、本人自ら個人の先生に習って沢山曲を弾きたいと言い出していましたので、今度はネットで近所の先生を探して、個人宅で習い始めました。週に1度、30分のレッスンで月謝が8000円です。先生は子供向けにライブ活動もよくやっていて流行りの曲なども弾かせてくれるので楽しめそうだと思いました。現在、練習曲に加えて本人が希望するアニメソングなども取り入れながら練習しています。クラシックの練習は「どりーむ」「オルガン・ピアノの本」、発表会で「スピード自動車」、アニメの曲「となりのトトロ」「猫バス」「ドラえもん」「紅蓮華」など、またクリスマス時期にはクリスマスの譜面を使って数曲弾けるようになりました。自宅で週末5日、1日30分位、大体4~5曲を練習しています。

聴音は、基礎は分かっているようで割と早くメロディや伴奏を覚えるのですが、すぐに楽譜を見なくなるので、譜面の記号(スラーとか強弱)など細かい部分を忘れたり、譜面自体を読む事が少し苦手です。

リズム感は、音楽で鍛えられたせいか得意で、小学校の運動会のダンスでは、オーディションで最前列をゲットしました。ピアノで拍子に合わせて(1拍めや3拍目を強くなど)強弱をつける練習をしたり、リズム打ちをしているのである程度その成果が出ていると思います。

今後ですが、そもそも目的としては、人生を豊かにする1つのツールとして考えていますので、音大やプロを目指したりすることは現時点では全く考えていません。私自身の経験から、幼少期から中学受験前までにある程度身に着けていれば、音感自体は無くならずに、またやりたい時にさほど苦労せずにスタートできました。ですので、音楽に対する優先順位は幼少期にはかなり高い位置にありましたが、年を重ねるごとに他とのバランスを見て時間調整をしていこうと考えています。もちろん本人がプロになりたいと言ったら話は別ですが。

さて、ピアノを習うのはレッスン料のほか楽譜や発表会などにも金銭的負担があります。そこで小さいうちくらいは自分でも教えられるかなと思い、最初少しやってみました。しかし・・やっぱり教えるのは難しかったです。また、1週間の目標が明確に定まって、自習と通いレッスンのメリハリがつきます。やはりプロの先生に習った方がうちの場合は良かったです。

最後に1つ、小さなうちは親はなるべく子供に付き添ってレッスンの様子を見ていた方が良いです。その子の性格にもよりますが、少なくともまだ低学年のうちは送迎だけではなくてちゃんと見守ってあげると良いと思っています。いまの時代、体罰はあまり無いかもしれませんが、たとえば感情的な事を言われて子供が萎縮してしまっているなど、指導の仕方があまりよくない人も中にはいます。そういう状態ですとピアノが嫌いになりますし、練習が厳かになりがちになってしまいますので勿体ないですよね。体験レッスンを見学したので大丈夫と思っていても、親がいなくなると態度が変わる場合もあります。小さな子供は先生という存在がこんな物だと受け入れてしまいがちで、他と比較が出来ない子供もいます。先生をジャッジするのは親の役目だと思ってなるべく付き添えるときは付き添ってあげて、もし付き添えない場合は、レッスンの様子や先生の態度を細かく聞き取ってあげると良いと思います。もし何か違和感があれば、より良い先生に代えてあげましょう。でもピアノは看板を出してない先生も多いので探すのは結構大変な事が多い気がします。近所の知人やママ友の口コミなどで上手く見つけられると良いですね。

“くみたの子育てブログ”を読んでいただきありがとうございました!

コメント

  1. […] 理由としては、2つあって、一つはピアノ編に書いた音を自然と身に付けるように、英語の発音やヒアリングは早期教育が良いと思っている事で、二つ目は英語を好きになってほしいからです。 […]

  2. […] 小学2年生の息子がいますkumitaです。現在、先生のご自宅でピアノを習っていますが、今回ここの教室では初めての発表会に参加させていただきました。ピアノについての詳しい経歴は幼少期の習い事は何がおすすめ?その4 ~ピアノ編に記載してありますのでぜひご覧ください。 […]

  3. […] 楽器が出来れば、人との繋がりを広げ、人生を豊かにしてくれます。以前、こちらのブログでもピアノの習い事についてご紹介しましたので是非ご覧ください→幼少期の習い事は何がおすすめ?その4 ~ピアノ編 | […]