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幼児期の習い事は何がおすすめ?その3 ~国語編

このブログでは、幼少期の習い事の成果が、ブログ記載日現在(小1の息子)どう現れているかをほのぼのと書き綴っています。今回は国語についてです。~○○編という形で科目ごとに分けて記載していきます。

読書好きな子に育てる

国語について当初は幼児期に習うことは全く考えていませんでしたが、後ほど書きますが成り行きで結局年長さんから公文の学習を始めることになりました。

この社会で生きていく上では何よりも文章を速読して速く理解できる力があることが断然有利だとひしひしと感じています。本などから得る知識が多ければ多いほど人生が豊かになりますし、仕事なども効率的に捗ると思います。

私自身は、学生時代まで読むスピードが人よりもかなりスローでした。小学校のテストでも、学生時代の資料などを読まなければならないときにも苦労しました。社会人になってからいやおうなしに新聞や資料を読む機会が増えて、またビジネス本なども好んで読むようになったためだんだん活字苦手意識は少なくなり、速く読むコツもつかめるようになってきましたが、子供時代にもっと読むことが好きになれていたらと思うことがあります。

私はまずお腹にいるときから1冊の本を何回も読み聞かせを始めました。たしかこの本はベネッセのこどもちゃれんじの宣伝で送られてきた冊子だったと思います。

【こどもチャレンジ】

その後、こどもちゃれんじを生後6か月くらいから2歳にくらいまで続けました。月に一度自動的にその年齢にあったおもちゃや絵本が送られてくるのでとても便利でありがたかったです。しかし狭い家に住んでいたのでだんだん部屋におもちゃを置く場所が無くなってきたり、公園で遊ぶ時間が増えてきたので、2歳になったころには止めました。

そんな経験があり我が子には、字を読むことに抵抗のない、字を読むことが好きな子になってほしいと願っていました。そうなるためには、まずは子供の頃に沢山本を読み聞かせをしてあげるのが一番いいだろうと考えました。読書の時間は、大好きなママといつも肌をくっつけて一緒にいられる時間で、本の内容が面白ければ、それは当然読書好きになること間違いなしです。

生まれて5か月くらいから近所の児童館や図書館に頻繁に通い始めました。読み聞かせ会にも積極的に参加し、図書館では限度の冊数をかりることがほとんどでした。その頃は、東京の上野のそばに住んでいて、徒歩で国立の国際こども図書館へも行くことができました。ここは建物も立派で大変大きく、日本の絵本の海外バージョン本や、ミュージアムもあって大人でも楽しめるスペースでした。カフェやちょっとした中庭も併設していたので1歳過ぎて活発に歩き始めるタイミングから重宝しました。

日本語をたくさん聞かせる

テレビやYouTubeも沢山見せました。とくにYouTubeは子供の興味を惹く玩具ネタが多いので好んでみていました。もちろん目が悪くならないように距離や時間に注意して見せます。まだ幼少期には良く分からない単語が出てくることもありますが、映像の影響力は多大で、自分の持っている玩具をYouTubeの言葉をそのまま真似をしながら紹介したりして遊ぶようになりました子供はこうやって遊びながら語彙を増やしていくんだなと思いました。

ただ1番大切なのは生まれた時から声かけを沢山してあげることだと思います。例えば街を抱っこ紐をして歩いていると赤ん坊が何かに反応したようだったらそれについて色々と語りかけてあげたりすると良いです。よくうちの子はあ~あ~など喃語を話していましたが、その時はこれからの予定などを話してあげたりしました。とにかく外出先でも周りの目は気にせずにたくさん話しかけてコミュニケーションを取るようにしました。1歳半になると大好きな電車の名前は何十種類も言えるようになり2語文を使ってコミュニケーションが出来るようになっていました。

海外でも!漫画でも!何度でも!とにかく読み聞かせる

2歳半のときに東京からサンパウロに引っ越しました。現地の幼稚園は生後半年から入れたのですぐに入りました。幼稚園は15時で終わるので、その後予定が無い日はよく日系の図書館へ行きました。多いときは週3~4回行きました。住んでいる地域は児童公園や児童館などがあまりなく日本と違って危険地区のため、あまり平日は外で過ごすことは無く、安全な場所である図書館、友達の家、ショッピングセンターや習い事をして過ごしました。ちなみに図書館はセキュリティがしっかりしていて、入るときに受付で身分証明書を提示し荷物をロッカーに預けるとやっと鍵を開けてもらえます。安心して過ごせる空間でした。

当時この近辺では日本語の読み聞かせ会が無かったので、年少さんの頃に日本語の読み聞かせ会を立ち上げました。サロン、幼稚園、図書館などで月に1回休日に活動をしました。息子も、自分のお母さんが主催していることに誇りを持ってくれて、読み聞かせに行くといつも自慢げでご機嫌な様子でした。

夜の寝かしつけの際は就寝時間に合わせて必ず毎日本を読みました。絵本以外にも子供のリクエストで日本から持ってきた図鑑シリーズや「ドラえもん」の漫画なども読み聞かせしました。しかし、内容的に眠くなるような本が少ないのか、いつも興奮してむしろ寝かしつけには逆効果な気がしました。親が本の世界に入り込んで「わー、怖いね!」とか「こんなところ行ってみたいよね!」などと言葉を挟みながら読み聞かせをすると子供も共感できて楽しいようです。

気に入った本は、読み終わって「もう一回!」とリクエストされることが多いのですが、リクエストされればめげずに何度でも同じ本を読みます。読み聞かせをする親としては飽きますし他の事にも興味を持ってほしいので、他の本にしたいという気持ちがあると思うのですが、そこはめげずに子供の好きなようにさせてあげています。

私は自分の幼児期の記憶の中で、親に寝かしつけをしてもらう際に、よく自分が作った絵本やいつも決まったお気に入りの本をリクエストしていました。でも1回しか読んでもらえなかったり、「昨日読んだから別のにしよう。」と言われました。しかし全然興味の無い本を親の選択で読まれても・・例えばお姫様の世界に入りたい気分の時に、現実的な生物や歴史の本を読んでもらっても興味を示せず歯がゆい思い出があります。

また私の幼少時代は、漫画はまだ教育に悪いという風潮があって買ってもらえませんでした。子供心にとても興味があったので残念に思ったのですが、私は割と親の言う事を素直に聞くタイプだったので諦めてしまいました。そんな形で私の本や漫画への好奇心は薄れていった気がします。ほんの一例なので全員がそうなる訳ではないと思いますが、子供の個性によってはこのように段々と本への興味を喪失していってしまう子も中にはいるのですよと言う事です。

そういった自分の経験から決めていることがあります。

1 本屋へ月1回以上は行き、ジャンル問わず買ってあげる。漫画でもDVD付きの雑誌でも迷路本でも、欲しい書物なら何でもです。(もちろん悪質な本を選んだら却下しますが・・幸いなことにまだ無いです。)

2 読み聞かせでリクエストされたら同じ本、同じ箇所であっても何度でも繰り返し読んであげる

3 本は常に目に触れて手に届く場所に置く。

1番はとにかく本屋さんは楽しいということを記憶しておいてもらいたいのです。2番は同じ段落を10回も読まされた日にはほとほと疲れますが、子供がゲラゲラ笑って本当に楽しそうなので私も負けずに何度もリピートします。3番はもう興味が無くなったと思われる本でも久しぶりに読み始めることがあるからです。また暇なときに本がすぐに手の届くところにあったりすると読み始めるからです。

幼稚園の年中さん~年長さんになると段々文章量のあるものに興味を示すようになりました。「おしりたんてい」から始まり、「偉人伝のシリーズ」「マジックツリーハウス」「火の鳥」などといった文章が多めのものも読み聞かせをし、年長さんの秋くらいからは少しずつ自主的に自分で読むようになってきました。私が夕方読み聞かせをしてあげて、そのあと夜ご飯を作っている間に、子供がその続きを自分で読むことが増えていきました。

「おしりたんてい」は大人の私でも楽しめて良くできた内容だと毎回感心し読んでいます。「偉人伝シリーズ」は20冊は読んでいて一時期はまっていました。偉人伝シリーズの「手塚治虫」を読んでから「火の鳥」がどんな内容か興味を持ったために読み始めました。「マジックツリーハウス」は現在1冊だいたい1時間以内で黙読できるようになっていて、古本のネット購入も活用してシリーズでそろえています。また別のブログで年齢に合ったお勧めの本をご紹介出来たらと思います。

公文を始めてみる

現在小学一年生。公文の国語を始めて1年半になりますが、現在4年生の学習に突入しています。

親としては算数しか習うつもりがなかったのですが、年長さんの夏に1か月無料という案内をもらって息子に「国語はやらないでいいよね?」と軽く聞くと、意外にも「やりたい!」と言うではありませんか!その時、算数のスランプだったので新しい事をやりたかったのだと思うのですが、とりあえず無料体験を試すことにしました。そして本人の希望で続けることとなったわけです。2教科だと月謝が倍になるし、こちらとしては気乗りはしなかったのですが、まあとりあえずやりたいという気持ちを大切にしないとな、ということで2教科やらせることにしました。

ちなみに公文は直営教室とフランチャイズがあるそうです。うちの場合は引っ越しや新設教室の都合で3か所目になりましたが、先生によって指導方法が結構違います。もし公文に通う予定があって近所に複数ある場合は、よりお子様に合った教室を検討するのが良いと思います。

KUMONオフィシャルサイト:https://www.kumon.ne.jp/

漢字に興味を持つようになる

公文の国語を習って良かったのは、問題に絵本の文章の冒頭が使われていることが多く、ストーリーの続きが気になるからと読みたい本の種類が増えたことです。

また、1番の効果は、漢字でした。漢字学習がスタートすると、街の看板、ビルや案内などにあふれている漢字に興味を示し、いろいろと言ってくるようになりました。たとえば「歯科」と書いてあれば「は-何?」とか「駐車場」は「何-くるま-ば?」とか読めるところを読んで質問してきます。「ウ冠」に「子供の子」で「字」。「ウん子じゃないよ~」とかふざけたことを言ったり「器」を「くちくちくちくちだいーって読むんじゃないよ~!」とゲラゲラ笑いながら一緒に歩くととても楽しいです。そんな感じで漢字を少しずつ覚えていき、興味を持ちだした矢先に「東大王」というTBSのクイズ番組を見始めました。ここでは小学生で習う漢字の難読問題が出たりするこのですが、これをメモして覚えるようになりました。

また週に1度は、学校の図書室で本を借りてきますが、分厚い小学生用の国語辞典を借りてきたこともあるくらい、いまや漢字の魅力に惹かれています。現在、四字熟語にはまっていて、親子で5秒以内に次々に四字熟語を言い合うゲームをしたりしてます。私も本気で臨みますが・・恥ずかしながら負けることがほとんどです。

週に1個、好きな四字熟語を紙に書いて見える場所に貼っておきます。

この四字熟語は、「一番長い文字数の四字熟語は何だろう?」と聞かれて調べたところ「凌霄之志」のようでしたので貼りました。親の私自身、勉強になることばかりです。

先日本屋へ行ったら辞書のコーナーで立ち止まりドラえもんの”例解学習漢字辞典”が欲しいという事で購入しました。これには四字熟語のポスターも付いていたので、これも壁に貼りました。

また、漢字がよく出来るようになると読むスピードも速くなり、読解力が付きました。読めない漢字も大体想像で読み流せるようになっています。公文では問題の質問に対する答えの見つけ方、文章を文字数に合わせてアレンジする方法などコツを掴んで解いていきます。

当初は国語はやらなくてもいいんじゃないの?と思っていましたが、このように効果がきちんと出ているので満足しています。

最後まで読んでいいただきありがとうございました!

コメント

  1. […] 読み聞かせは、幼児期の習い事は何がおすすめ?その3 ~国語編 |にも色々と書いてますが私なりに頑張ってやってきて、例えば夜ご飯を子供より早く食べ終わって、子供が食べている間中ずっと読み聞かせをしたりもしてきました。でも、就寝前は読んでいる私が眠くなってしまって途中でムニャムニャ声になってしまって「ママ、眠いの?」と言われ、慌てて気を引き締め直したりしたダメなこともよくありましたが・・。それもこれも、文字を読むことに抵抗感なく本を好きな人になって欲しいという願いからでしたが、現時点ではそう成長してくれていると思います。 […]

  2. […] 現在息子は特に進学塾には通っていませんが、国語については幼児期の習い事は何がおすすめ?その3 ~国語編にも書いたように、年長さんから公文を始めたためテストや漢字などが割と得意で、ちょっとしたミスをなくせば特別なことをしなくても大丈夫そうです。また引き続き楽しく読書をしてもらいたいと思います。そういえば、読書というか漫画ですが、ここにきてドラえもんにはまっていて、毎日繰り返し読んでいます。コミック、大長編、ドラえもんの科学ワールドシリーズや社会ワールドシリーズも好きで図書館も利用してほぼ読みつくしました。本でも漫画でも気に入ったものと出会えるのは幸せですね! […]