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日能研全国テストを受けました!初めてのルーブリック評価

先週末、初めて日能研の全国テストを受けてきました。日能研の全国テストも四谷大塚の全国統一小学生テストと同様に無料で受けることができました。ただこの2つのテストは異なる点が多数あり経験値の少ない私としては少し驚きましたし得るものも多かったです。色々と経験してみないと分からないものですね。

テスト時間は同じですが全体の所要時間は日能研が長い

小2は、算数30分間、国語30分間のテストでしたが、四谷大塚と違ったのはテストが終了した後、その場で答案用紙を、回収→スキャン→子供に返却→子供が時間がなくて出来なかったところや間違ったと思うところを各自修正→また回収→スキャン→最後に子供に返却、といった工程があった点です。四谷大塚はスキャンや修正などはせずに時間が来たら回収するのみでした。ですので全体の所要時間は、四谷大塚よりも約20分長い1時間50分かかりました。またテスト結果は、四谷大塚は対面式で一人ひとり面談して返却いただきましたが、日能研では自宅でネットで確認しました。上記のようにテスト回収した後に一度子供に修正を入れさせたのは、どう修正したのかということを採点者が見て、結果にコメントをつけるためだと思いました。

保護者説明会

子供がテストをしている1時間50分の間、保護者は説明会に参加が出来て、スタッフの方から日能研の説明、続いて先生から授業の説明を聞きました。うちの場合はまだ進学塾への入塾は考えていないのですが、将来の参考のためこの機会に参加してみました。説明会は四谷大塚に続いて2か所目ですが、各々に特徴があり、授業内容はもちろんのこと先生の表情や説明の仕方がだいぶ違うという印象が強く、塾のカラーが伝わってきたように思います。実際に説明会に出たり直接先生と話をしてみると、自分の子供にはどんなカラーが合っているのかということを見極めるヒントになると思いました。

日能研について

①小学校専門ならでは

日能研は、小学生専門の塾ということで、教室の作りや先徒への接し方など全体的に小学生に特化して考えられているようです。例えば先生は生徒から自分のあだ名で呼んでもらって親しみを感じられるようにしていたり、笑顔ではっきりした発声で元気な印象です。

②年齢に応じたきめ細かな指導

例えば授業ではない日にも生徒が質問に来ることも可能だったり、卒業後に遊びに来る子も多くいらっしゃるそうで、卒業した子たちが自分の中学の紹介を手作りで作ったポスターを沢山壁に貼ってありました。また、日能研では9歳の壁と言っているようですが、小2くらいまでは自分の考えは他人も一緒だと思っているけれど、小3位になると段々周りにも目が行くようになるということで指導や学習内容に取り込んでいるようです。

③ルーブリック評価

算数、国語ともに問題文を読んで自分なりの意見、考え方や解き方などを文章で書くといった問題がありました。そういった問題にはルーブリック評価で、課題の発見力、設定力、解決力などそれぞれ点数配分があり採点されます。具体的には算数では図形があってどのようにカウントしたら分かりやすいか説明する問題など、国語では物語の文章の空白部分を作る問題などがありました。

テストについて

前回の四谷大塚での経験もあって息子はテストを受けることを楽しみにしていました。自分がどのくらい出来るのか、結果の順位はどのくらいになるのかワクワクするところがあるようです。

テストが終了すると、先生が説明会場まで子供を連れてきてくれましたので、お迎えの場所確認をしなくても安心できました。息子に感想を聞いたところ、四谷大塚では算数の時間が足りなくて最後の方の問題は手をつけることができなかったのに対して日能研では2科目とも時間が余り、内容も四谷大塚より簡単だったという感想でした。

さて、前回同様テスト終了後は頑張ったことを沢山褒めました。「長時間、よく頑張ったね!夜ご飯何が食べたい?」と、子供の好きなものを選ばせてあげたのですが、息子からのリクエストは近所の寿司居酒屋の魚ラーメン。魚嫌いな息子ですが、ここではチャーシューの代わりの魚もペロリと食べてくれて親としても嬉しいです。

テスト結果

テスト結果は翌日の夜にネット上で確認できましたので、持ち帰った答案用紙を見ながら振り返ることが出来ました。○×、解説やアドバイス、平均点、順位、男女別順位があり、偏差値の記載はありませんでした。小2の受験者の人数は先日受けた四谷大塚の全国統一小学生テストの約1/4くらいでした。結果を見ながら間違ったところやルーブリック評価の問題を見直し、頑張ったことを再度ほめました。

今までやったことがなかったルーブリック評価の問題がいくつかありましたが、この機会にこの手の問題を知ることが出来て良い経験になりました。また塾によって特徴がこんなにも違うのかと改めて肌で感じ取ることができて、今回も色々と収穫のあるテストとなりました!