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幼少期の習い事は何がおすすめ?その5 ~英語編

このブログではシリーズで幼少期の習い事の成果が、ブログ記載日現在(小1の息子)どう現れているかを綴っています。今回は英語についてです。

英語の前にポルトガル語を経験

2歳の時に転勤でブラジルへ渡り、外国語としてポルトガル語に最初に接しました。ポルトガル語はスペイン語に似ていますが英語にはそんなに似ていません。

まず、プレの2歳半~年少さんの2年間は、幼稚園に入り、平日は毎日7時間ポルトガル語漬けの生活でした。

翌年、年中さんからは日本語のできる先生が加わったため、ポルトガル語に接する時間は半分くらいになったと思います。

3年間ブラジルに滞在した中で、毎日使われている言葉であれば大体聞き取って「はい(Sim)」とか「いいえ(Nao)」など返事が出来て、また「これください」「オレンジジュースください」「歯磨きをする」「くつをぬぐ」「そでをまくる」など日常的に使う簡単なフレーズ、数字や色などは綺麗な発音で言えるようになっていました。しかし、残念ながら自ら積極的にポルトガル語を話すことはなく、やはり日本人の友達と日本語で話していましたし、私がポルトガル語で話しかけると「日本語で話して。」と嫌がりました。テレビは子供向けのポルトガル語のアニメも見ていましたが、日本のアニメの方が好きでした。

ところでバイリンガルに育てるのが良いか悪いかと言う記事などをたまに目にしますが、うちの場合は言葉が比較的早く母国語には苦労しなかったのとポルトガル語のアニメや先生にあまり興味を持たなかったせいか、特に日本語が疎かになるといった支障は出ませんでした

次に英語ですが、年少さんから英語が週に1時間、年中さんでは毎日1時間組み込まれました。英語の授業は歌や手遊びがメインのカリキュラムで、結果としては数字や果物などの簡単な単語を少し覚えたくらいでした。

その後、年長さんに上がる少し前に日本に戻りましたが、1か月も経つとポルトガル語は忘れていき、3か月も経つとほぼ忘れてしまいました新しい日本の幼稚園が楽しくて、それはもう、こちらも驚くようなスピードで忘れていきました・・・。もし英語を習うなら継続しないと勿体ないと確信しました

英語を早期教育したかった理由は2つあり、まず一つ目は以前ピアノ編に書いた様に音を自然と身に付けられるこの時期に、英語の発音やヒアリングなどを始めたかったという事です。ブラジルにいた時に聞いた話ですが、日本人の方で大人になってからブラジルへ移り住み、現地で結婚されてずっとポルトガル語で生活してきた方が、その後お歳を召されてからきちんと使えていたポルトガル語がなかなか出なくなってきてしまって母国語の日本語が出てしまうようになったという話を聞きました。何歳のときからポルトガル語を使い始めたかは聞いてませんが、それくらい早くから身に付いた言語は脳の構造によって残されているのだと、その時衝撃を受けた記憶があります。

もう一つの理由は英語を身近なものに感じて好きになってほしいからです。言葉のハードルが低ければ自然と視野は広がり将来グローバルな物事や仕事に興味を持った時に役に立つはずだと思ました。

自宅学習

年長さんの冬休みに体験レッスンを4校に絞りました。シェーン英会話、ビースタジオ、ファーストラーニング、地元の個人教室を体験予約しました。

しかしコロナ禍になってしまい、残念ながら一旦検討を見送ることにして、自分で本屋さんでテキストを購入し教えることにしました。下記の順番で年長の冬休みと春休み~小1夏休みくらいまでに6冊学習しました。

小学生の英会話 Talking Time 1(学研)

小学生の英会話 Talking Time 2

小学生の英会話 Talking Time 3

ドラえもん はじめての英語ドリル1(小学館)

ドラえもん はじめての英語ドリル2

小6英語がばっちり身につくレッスン(学研)

同じレベルの本を使うと重複して出てくる単語が多くありますが、それは復習になって良いです。

最初に、“小学生の英会話 Talking Time1~3”シリーズをやりました。CDの後についてうまく言えるまで何度も繰り返し練習しましたが3まで行くとちょっと長い文章も出てきて難しかったようです。ただこの3冊を終わらせたおかげで、その後取り組んだ3冊が楽にできました

最後に“小6英語がばっちり身につくレッスン”をやりましたが、YouTubeで動画を見られ一番気に入っていました。よくiPadに向かって自分が先生になったつもりになって真似をして、それを録画をして遊んでいました。

教室に通う

小1の秋、コロナ禍ではあるものの、そろそろスクールも感染防止に気をつけて運営され始めているだろうと思い、地元の個人経営の教室に決めました。

そもそも複数の中から教室を決める基準ですが、金額先生内容家からの距離が基本です。中でも優先順位はあると思いますが、きっとみなさん同じ感じですよね。

週に1度60分、月謝も良心的。先生はアメリカ出身の方で、アメリカ英語の発音が良かった点。7人のグループレッスンで勉強という感覚ではなくクイズをやったりカードをしたりして遊び感覚の授業。家からは徒歩圏内。どれも条件を満たしたので決定しました。

内容については、人によって色々な好みがあると思いますが、私としては現時点では英語を好きになってほしいので、語彙数よりも、楽しく人とコミュニケーションする中で発音やヒアリング力を自然と身に付けるという点に重きをおいていました。

ここの教室以外に、他2つの教室で体験レッスンをしました。

その一つに、Z会グループのシェーン英会話がありました。行った教室ではイギリス人の先生による50分の個人授業で、とてもしっかりとしたカリキュラムでした。テキストは海外の物を使っているようで良さそうなテキストでした。ボールを使う言葉の練習、最初はゆっくり、徐々にスピードアップしてボールを投げるリズムに乗せてワードやフレーズを言っていくといったものや、カードゲームなど遊び感覚でワードを覚えていくといった楽しい授業で、うちの息子も気に入っていました。

もう一つ、ファーストラーニングという教室も体験をしてきました。入学前のバイリンガルスクールをしていてカリキュラムや雰囲気は日本の塾というより海外の空気感を感じました。授業時間が長く1時間30分のグループレッスンで、プリントに従って単語を発音したり筆記したりする学習のあと、その日はちょっとしたサイエンスの授業がありモールで工作して石鹸水に浸してシャボン玉を作るといった遊び感覚の授業を受けました。日によって変わるようでテクノロジーやアートなど他にもいろいろあるようです。その時はヨーロッパ出身の先生でした。また日本人スタッフの方々が手厚くフォローしてくれる印象がありました。教室によっては有難い事に、小学生のスプリングスクールやサマースクールもやっているようなので、機会があれば今度やらせてみたいと思っています。

ファーストラーニング公式HP→https://www.firstlearning.jp/

オンライン英会話

リアル教室に通い始めたのとほぼ同時に、週1度のオンライン英会話も始めました。ネットで調べた中でお値頃だった“ラングペディア キッズクラブ”というオンライン英会話です。入会当時の価格は最安値のコースが、月約4回(年払い)1回25分500円(税別)、5人までのグループレッスンで、それに決めました。先生はフィリピン人の女性で優しい感じの先生です。Zoomでの授業は初めてでしたが家で授業が出来て大変便利だと思っています。うちは夕ご飯を食べたあと19時からやっていることもあって余裕がある時間帯に出来て、内容も趣向を凝らしていて気に入っています。事前に送られてきたデータのプリントを使って絵を描いたり文字を書いたり、すごろくなどのゲームもあり、あっという間の楽しいひと時です。よく「もう終わっちゃうの~?」と言っています。また、予習や復習のシートや映像、先生からのコメント等も送ってくれるてフォローも充実しています。他のオンライン英会話は体験していないので比較できませんが満足しています。

ラングペディア キッズクラブ公式HP→https://kidsclub.langpedia.jp/

英語教育のメリットは、現在多くの中学校などで英検の取得により入学が有利になる制度があるようでそういう時に有効な点、また、仕事で必須な時に苦労しない点、世界目線でやりたい事の選択肢を広げることが出来るという点などです。幼少期に子供の個性に合った教室を選んであげて始めると良いと思います。

コメント

  1. […] 今回選んだ英語教室は、幼少期の習い事は何がおすすめ?その5~英語編でも少し書きましたが、“ファーストラーニング”というスクールです。ここでは机上の勉強ばかりではなく、英語漬けな環境におき様々な活動を通してヒアリング力、会話力、コミュニケーション力を鍛えます。本来言葉は生活しながら自然と身に付いていくものですが、なかなか普段の生活環境では難しいので、春休みのこの機会に長時間英語のみで過ごすという経験をさせてみたいと思っていました。有難い事に、春休み期間中の日数も選べるシステムだったので今回は都合の良い3日間を選択しました。そして小学生のクラスは午後3時から6時までの1日3時間。それまでは未就学の子供たち用のクラスがあったようです。 […]

  2. […] 幼少期の習い事は何がおすすめ?その5 ~英語編で少しご紹介しましたが、本日は“ラングペディア キッズクラブ”というオンライン英会話について書きたいと思います。 […]