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ママの読み聞かせを断って「銭天堂」シリーズを一気に黙読

小学2年生の息子が先月6月に入り、ついに「ママ、読んで!」と言わなくなり、はや1か月経ちました。もしかしたら、先月読んでいた“銭天堂”という児童小説がたまたまそうさせただけなのかもしれなくて、今月また「ママ、読んで!」と言ってくるかもしれませんが、先月はアッサリ・パッタリ・サッパリ・・・言わなくなりました。そんな状況に驚き、子供の成長を喜ぶのと同時に、自分自身がちょっと楽になるという喜びもあり、しかし突然独り立ちをする時がやってきたような寂しさもあります。寂しさというのは、読み聞かせをしている時って膝に子供が乗ってきたり、隣りにピタッと密着して来たりすると「なんだか幸せなひとときだな~♪」と感じることや、本の内容に反応して大笑いしたり面白い質問してきたりするといった楽しい時間の共有が、今後なくなってしまうというといった点です。

読み聞かせは、幼児期の習い事は何がおすすめ?その3 ~国語編 |にも色々と書いてますが私なりに頑張ってやってきて、例えば夜ご飯を子供より早く食べ終わって、子供が食べている間中ずっと読み聞かせをしたりもしてきました。でも、就寝前は読んでいる私が眠くなってしまって途中でムニャムニャ声になってしまって「ママ、眠いの?」と言われ、慌てて気を引き締め直したりしたダメなこともよくありましたが・・。それもこれも、文字を読むことに抵抗感なく本を好きな人になって欲しいという願いからでしたが、現時点ではそう成長してくれていると思います。


一人読書をするようになった流れ

幼児期の習い事は何がおすすめ?その3 ~国語編 | のブログに、赤ちゃん~小1までの読書遍歴をご紹介していますので是非そちらも合わせてご覧ください。そこに書きましたように年長さんからは徐々に自分で読む力がついてきました

小学1年生になると、小学校の図書の時間や、クラスに設置された学級図書で一人で読む時間が増えて、一人で読んだ方が速くなり、読めない漢字に気を取られたりすることなく自然に本の世界に入り込めるようになっていったのだと思います。読み聞かせをしていると、私が一文字間違えて読んだだけでも間違いを指摘するようになりました。

そして、小2に上がった4月に、学級図書に廣嶋玲子さんの“十年屋”の1~2巻と、“十年屋”の特別編である“作り直し屋 十年屋と魔法街の住人たち”という小説を見つけて学校内で一人で読み、「学校に3~5巻が無いから買って欲しい。」というのです。学級図書(クラスに設置されている本)は、学校の図書室の本とは違って校外への持ち出し禁止だそうで私が見ることが出来なかったので、「面白いの?」と聞くと、「何も考えずに楽な気持ちで読める。」「ボーっとしながら読んでる。」ということでした。私は、読んでいるとき、きっとリラックスできるんだろうなと思いました。

4月の終わりのころに本屋さんに行ったのですが、残念ながら“十年屋”シリーズは置いてなくて、ネットで“十年屋”3巻を購入しました。割と文字が小さめで分厚い本で、どうやら小学校5~6年生向きのようです。しかし短編に分かれているためにとても読みやすそうで、早速息子が「読んで!」とせがんできたので読み聞かせをしました。その後、“いろどり屋 十年屋と魔法街の住人たち2”、“十年屋”4~5巻を読み、5月中に今出ている“十年屋”シリーズを、本人の黙読と私の読み聞かせを入り交えながら読みました。

さて、6月に入り「次は何を読もうかな…?」というので、すかさず「同じ廣嶋玲子さんの銭天堂はどう?」と言ったところ、学校の図書室に7巻だけあったということで、早速借りてきて自宅で読み始めました。そして・・・今回は「ママ、読んで!」の言葉がありません!「読んであげようか?」と言ったのですが、断られました。こちらは3~4年生向きのようですので、“十年屋”シリーズよりは少し字が大きく厚さも薄いです。こちらも息子の感性にピタッとハマったようです。作者さんと、最初に“十年屋”と出会わせてくださった学級図書に感謝です!


ということで、先月6月中の自宅での読書リストは下記になります。
◆銭天堂1〜13巻(14.15巻は購入済みで7月に持ち越し)
◆銭天堂にようこそ ガイドブック
◆コミック版三国志1〜2巻

その他、本屋さんで購入したもの
◆かんたんマスター マジックキット
◆大人の科学 プラネタリウム

銭天堂のワールドにはまり、いろいろ創作しました!

1つの小説で遊びに発展していく子供の世界、とても面白いです!

①“銭天堂にようこそ ガイドブック”を熟読し、オリジナル駄菓子のアイディアを紙に書きました!

②自分で考えた駄菓子をフォトショップで自作し、パッケージにして駄菓子屋さんごっこをしています。パッケージをプリントしたエコタンク式プリンターについても記事にしましたのでこちらから覧ください!

パッケージの裏面↓には、駄菓子を食べたときの効き目と注意事項を書きました。ちなみにデザインは息子、切ったり貼ったりは大変なので一緒にしました。
パッケージらしく見せるために100均でギザギザ切れるハサミを購入。

③毎回ストーリー中に小銭の年号が出てくるのですが、“銭天堂にようこそ ガイドブック”の年号表を確認しながら小銭をコレクションしています。

昔ながらの駄菓子屋さんに行ってみたいということなので、近々行く予定です。最後までお読みいただきありがとうございました!

コメント

  1. […] 本日は、最近就寝前に読み聞かせしている本の紹介をさせていただきます。以前、ママの読み聞かせを断って「銭天堂」シリーズを一気に黙読でも書きましたが、息子(小2)が今年の6月以来、ママの読み聞かせよりも自分で黙読する方が楽しくなり、ほぼ私の読み聞かせの出番がなくなりました。私自身は子供に読み聞かせをすることが好きだったので、たまに子供がのんびりしている時を見計らってすかさず「ママがこの本を読んであげるね!」と、興味ありそうな本を選んできては読み聞かせをし始めたりもしてみましたが、大体2~3ページほど読むと「もういいよ。ここからは自分で読む。」とすぐに断られてしまい本を取られてしまいます。成長した証ということで嬉しい限りではあるのですがちょっと寂しいですね。 […]

  2. […] 今通っている地元の公立小学校でもiPadが一人一台支給されて徐々に使い慣れてきましたが、家庭でもパソコンに早い時期から慣れ親しむのは良いと思い、1年生になってから私のパソコンに入っているお絵描きソフトで一緒に絵を描いたり、ローマ字入力をやりはじめました。以前こちらのブログママの読み聞かせを断って「銭天堂」シリーズを一気に黙読 の中でご紹介した駄菓子のパッケージのデザインは1年生のときに息子が作ったものです。他にも宇宙の図鑑を作ったりして徐々にキーボードの使い方なども覚えていきました。 […]