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幼少期の習い事は何がおすすめ?その7 ~スポーツ

スイミングのメリット

水泳は子供の健康や成長にとっても良いと昔からよく耳にしますよね。私自身も小学4年生前後で2年間ほど習い、クロール、平泳ぎ、背泳ぎをマスターしましたが残念ながらバタフライまでは行かずに辞めてしまいちょっと後悔してます。でも、まあとりあえずクロールや平泳ぎくらいが出来れば、海やレジャー施設では楽しく遊べるし、いざというときに溺れる可能性が減るので安心です。また水泳は、体に負担がかかりにくいので、歳をとってからも出来るスポーツの一つです。それにジョギングと同じように自分のぺースでやりたい時間に出来るスポーツなので、仕事などで忙しい場合にも体を鍛えることが出来ます。私自身、もくもくと一人で取り組むスイミングやジョギングの方が性に合っていて、平日の仕事帰りにスポーツジムのプールに通っていた経験があります。そして水泳が苦手ではなかったおかげでマタニティスイミングにも通えて、これがまたとてもよいレッスンでした。ですので、お腹の中にいる子には絶対スイミング教室に通わせよう!と意気込んでいましたが、生まれてからいざベビースイミングに問い合わせをしたところ、残念ながら近場はどこもキャンセル待ち状態でした。みんな思うことは同じです・・やはり人気なんですね。

スイミングスクール

その後2歳のときに仕事の都合でブラジルへ引っ越し、マンションに25mのプールと小さい子供用の屋外プールがあったので、よく遊びました。日本ではプール付きマンション自体、馴染みが薄いのですが、サンパウロの住んでいた地域にはプール付きのマンションが比較的多く、また年間を通して暖かい季節が長いため屋外プールでも泳げる日が多かったです。他にもジムやフットサルコートなども付いていて住人は予約無しに無料で使えました。日本では考えられない大変ありがたい環境でした。

そして当初の予定よりもだいぶ遅くなりましたが、4歳になると週に2度、念願の水泳教室へ通い始めました。というのも、その幼稚園には年中さんからスイミングスクールへ通うプログラムが組み込まれていたためです。むこうの幼稚園は、柔道、テニス、ピアノなどの専門の先生が外部から来て、一斉授業または、選択式の授業がありました。そんなシステムはなかなか良いと思いました。

5歳になって日本に帰国し、キッズスイミングの体験を3か所ほど試した結果、3か所とも値段やレッスン内容にあまり大きな差を感じなかったので、本人の希望と家からの距離で選びました。

レッスンが終わると「楽しかった!」とか、水泳が無い日には「あー早くまた泳ぎたいなぁ」と言っています。スポーツは向き不向きがあると思いますが、うちの子には水泳は合っているようです。

進級テストが2か月に1回で進級基準が小刻みになっているため、ある程度上級になるまではあまり落ちることが無いようで、現在1年生の終盤で、25mのクロール、背泳ぎが出来るようになりました。次は平泳ぎをマスターします。

とりあえず水泳はバタフライの基礎が出来て25m泳げるようになれば、習い事としては終了しても良いのかなと個人的に思っていますが、本人の希望によっては継続するかもしれません。

ブラジルといえばサッカー

ブラジルといえばサッカー大国ですが、現地の子たちは教室で習うということはないようで、仲間と裸足でボールをけったりして遊んでいました。しかし治安があまりよくないため、外出をなるべく控えていたため、私たち日本人は自宅マンションの敷地にあるフットサルコートにブラジル人の先生を呼んで週に1度1時間レッスンを受けていました。レッスンといっても未就学児ですので遊び感覚のようなもので、軽く体を動かしてからドリブルやパスの練習をして、最後に少し試合の真似事をするといった感じです。

うちの子はもともとボール蹴りがあまり好きではないようで、レッスン以外にはほとんどサッカーをして遊ぶことはありませんでしたが、平日は運動不足になりがちだったので貴重な時間でした。

その後5歳で帰国して日本の幼稚園に入ったのですが、同じクラスの子たちの間ではサッカー人気が高く、よく園庭で誘われているようでしたが、仲間に入らずに別の遊びをしていました。

柔道

ブラジルは柔道もかなり盛んでオリンピックのメダリストも出ています。幼稚園の通常の授業に柔道が組み込まれているくらいですから最初は驚きました。年少から年中にかけて週に1度柔道をしましたが小さな子供たちが柔道着を着て挨拶をし、柔軟や受け身の練習をする姿はすごく可愛いらしく、毎回親の見学の日は楽しみにしていました。お披露目会が定期的にあり、ブラジル人の大きい子と対戦して、すぐにひっくり返されてべそをかきながら何度も取り組む我が子の姿にこちらもウルウルしながらみていました。それが終わると小さな柔道家たちが一列に並んで金メダルを首からかけてもらってみんなご機嫌な様子になるのです。武道は、心身鍛錬という概念からも人気がありますよね。続けさせても良いと思いましたが、これもまたサッカー同様にあまり好きではなかったようです。

野球

2020年はコロナ禍で小学校の野球・サッカークラブはしばらく活動がなかったのですが、秋になって勧誘が始まりました。サッカーや柔道は、本人がいまいち好きにはなれなかったようで、パパがかつて野球少年だったこともあって野球クラブの見学に行き、結局そのまま入会しました。

昔は鬼コーチがいてスパルタで、親もお茶当番やおにぎり当番があると聞いたこともありますが、現在はそういうところがあるのでしょうか?入会したチームは毎週の当番などは全くなくて、ポリシーとしてスポーツを通して心と体の成長をサポートし、チームワークを学んでいくという内容でかなり緩やかなアットホームな雰囲気でした。

ただうちのチームでは2年生までは親と参加する必要があって、やはり付き添うのは大変ということで3年生から入会する子も結構います。欠席しても全く問題はないので出られるときにだけたまに行くというスタンスの子もいます。

うちの息子の場合は、親と一緒にキャッチボールをしたりノックやバッティングをするので、その点が野球を好きになれた要因の1つになっているようです。サッカー教室では先生任せで、親は見ているだけでした。

入団以来、バッティングセンターへ3回ほど連れて行き、最初の2回は怖がってやりませんでしたが、3回目に「1球でいいから振ってごらん!」と、無理やり立たせたところ、思ったよりも球が見えて怖くなかったようで、結局30球くらいやり3球打ててとても喜んで、それまでの態度とは打って変わって「また来たい!」と言い出しました。

そして先日初めて他校との練習試合に参加したのですが、スタメンに入れず外野の守りを少しやらせてもらっただけで結局打席が回ってきませんでした。それが悔しかったのか、次回はスタメンから出たいと、前より少しモチベーションが上がってきたところです。

もし休日に家時間を持て余していたり、行く場所がなくて困っていたなら、小学校の野球やサッカーチームなどに入団するのもいいことだと思います。昔の印象とは違うかもしれません。

チームプレイのスポーツでは勉強とは違った一面を学べます。

また、毎日2時間以上外に出る時間を作ることは、目にも良いそうです。視力って一生ものだから大事ですよね。平日2時間以上と言うのは難しい日もあると思いますが、休日は思いっきり外に出て健康な身体作りが出来るチャンスです。