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幼少期の習い事は何がおすすめ?その6 ~アート編

習い事の中で最も息子が好きなのは造形教室です。

子供のアート系の教室も大きな教室でない限りは、ピアノの先生と同様、個人のご自宅で教室を開かれているケースが多いので、口コミでないと見つけるのは結構難しいかもしれません。

うちの場合も口コミで通い始めました。幼稚園のときのクラスの子に誘われてフラッと体験教室に参加したのですが、楽しかったということでそのまま毎週1度通い始めました。教室は幼稚園からの距離は近かったのですが、うちからはバスで行く距離で少し遠いため、小学校に入ったら辞めるつもりでしたが、結局息子の希望があって続けています。幸い月に1度の休日コースがあったのでそのクラスに入りました。休日は小学校の野球クラブと重なるのですが、必ず造形教室を優先します。

絵を描いたり工作したりは、自宅でも出来るんじゃない?と思いますよね。でも違うんです。自宅で出来ない体験をしてくるのです。

もともと自宅で私と一緒に色鉛筆、マジック、絵具などで絵を描くことは以前からよくやっていて、今でも頻繁にしています。しかしここでは様々なマテリアルを使って立体物を作ったりデコレーションをするといった作業が多く、また実用的に使える作品も作ってきます。持ち帰った作品は技術的にやや1年生には難しそうな物もあるので、先生にやってもらっているところもあるようですが、私が質問すると工程をきちんと説明できるのでちゃんと観察しているようです。

家でもきっと同じようにやれる親御さんはいらっしゃると思いますが、アイディア出しと準備・・そして定期的に行うとなると、私の場合は負担に思えてしまってハードルが高いです。

幼児クラスで作った作品です!自宅や幼稚園ではなかなか作れない手の込んだ物ですね。
自分でデザインしたピンクのうさちゃんは今でもお気に入りです♡
小学生クラスの作品の一例です。
鍵は凹凸があり金色に輝いています。行灯は表面をロウで加工してあって中に電池で光るライトを仕込んでいます。

物を作るときはまず完成したときの姿を想像する必要があります。色を塗るときは絵具を混ぜ合わせた色味を想像する必要があります。この想像力というものは大人になってからも大切で、最終目標はどんな形にしたいのか、どんな未来にしたいかなどを想像する、想い描くことの訓練になると思うのです。また立体物の制作は順序だてて考える事や、空間の認識力が必要です。2時間半の時間内に完成させる配分も頭に入れて作業します。2時間半色々な事を考えて作業しているため疲れると思いますが、仕上がった結果に毎回満足して充実した時間になっています。そして翌月は何を作るんだろうと、いつも楽しみにしています。

そしてなによりも、子供の「好き」という気持ちは大切にしたいものですね。この「好き」が将来どう結びつくか今はまだ分かりません。子供には色々な可能性があり、いまは自分の好きな事を沢山経験して、未来に繋げていってほしいと思います。大人への階段をゆっくりと歩きながら様々な発見をしてほしいです。